田舎暮らしに失敗して後悔しないために

 

当サイトの私のプロフィールにも書いたのですが、都会から移住して田舎暮らしを始めた人の中には「失敗した」と後悔してる人が少なからず存在します。>>管理人のプロフィール「田舎暮らしに対する私の気持ち」

田舎暮らしを成功させて後悔しないようにするためにはどうしたらよいか?それは失敗の要素を知ることが第一でしょう。

田舎暮らしを失敗する原因は細かいことを言えば様々ですが、大きく分けると「不便」「近所付き合いが煩わしい」「娯楽が少ない」「仕事がない」「意外とお金がかかる」と言った点があるようです。

それではそれぞれについて私の考えをお話します。

不便

イヤイヤ、田舎暮らしは本当に不便です。誰でも想像はしてるはずですが、実際に田舎暮らしを始めてみると想像してた以上に不便なんです。

日常の買い物一つとっても、都会暮らしならたいてい徒歩圏内にあるスーパーで用はたりますが、田舎では近くにスーパーがある場合は極端に少ないです。スーパーどころか個人商店も「絶滅危惧種^^;」。

「今日のランチは外食にしたいな」なんて思ってもレストランや食堂なんてく、運転して行かなきゃダメだから「メンドクサイ、何か作ろう」」になります。

ちょっとどこかに用事で出かけるにしても歩いて用事を済ますことができるなんてほとんどなし、車運転して出かけるしかありません。

自然が豊かっていうのは田舎の良さだけど、それって「何もない」の裏返し。「何もない」という点については容易に想像がつくでしょう。

想像はついてもそれが実感として身にヒシヒシと染みてくるのそれほど時間はかからないと思います。「不便なのは田舎暮らしの醍醐味の一つ」と達観して不便さを本気で楽しめる人なら大丈夫ですけどね。

しかし多くの移住者は不便さにウンザリするのはのは避けられないものと思われます。これはもう、慣れしかありません。ここは我慢のしどころです。やがて田舎の本当の良さを実感し始めれば不便さが大した問題ではないと思えるようになります。

近所付き合いが煩わしい

田舎暮らしの難しさの筆頭にあがることも多い「近所付き合い」。この点について、私の場合はチョイと変わった考えかもしれません。

地元の人に溶け込むには地域の行事には積極的に参加するべきで、コミュニケーション能力の高い人なら大丈夫・・・でしょうね、多分。っていうのが私はそういうのってニガテなんです。つい最近まで見ず知らずだった人にまじって活動するなんて苦痛以外の何物でもありません。

だから私は長い間そういう付き合いからは逃げてました。そして田舎暮らしを始めてから4年くらい経ってからかな?近隣の人と気構えることなく自然に話ができるようになって、それから地域の活動に徐々に加わるようになりました。

地域の活動に参加してなかったころでも決して「村八分」的な扱いは受けたことないですよ。親切にしてもらえました。地域の活動に消極的ではあったけど、日常の会話はしてたネ^^ そして地域の活動に参加するようになって、それまで以上に田舎暮らしの良さを実感できるようにもなったのも事実です。

だからと言ってそれまでのあいだ、付き合いから逃げてたことに後悔はしてません。ニガテな気持ちを押し殺して付き合っても苦痛で大きなストレスになることに間違いないですからネ。苦痛で都会に逃げ帰ったかもしれません。

もしも、あなたがコミュニケーション能力の高い人で見知らぬ土地で見知らぬ人をストレスなく交わることができるのなら「地域の活動に参加して地元の人に馴染む」ほうが田舎暮らしに早く馴染めるでしょう。

しかし私のようにコミュニケーション能力の低い人は「地域の活動に参加して地元の人に馴染む」ではなくて「地元の人に馴染んでから地域の活動に参加する」のもありだと思います。

もっとも一口に田舎といっても地域性というものがあるから私のやり方が通用するとは言い切れないのですが、何でもかんでも無理して参加するのではなく、できることから参加すればよいでしょう。

娯楽が少ない

これも事前に想像はつくでしょう。ほんと娯楽が少ないっていうか、ほとんど無い。ゲームセンターなんてないですよ。カラオケボックスも映画館もファストフードも何もないですよ。ウィンドウショッピングなんて不可能です^^;

それを理解していても田舎暮らしをはじめてしばらくするとやはり何となく物足りなさを実感し始めたりします。都会で暮らしてた頃、たまに田舎に出向いてリフレッシュする「田舎で過ごす時間」という行為はそれそのものが娯楽。だから田舎暮らしの娯楽のなさがどうしても実感できないんですよネ。

それと娯楽の少なさに不満を感じるのは心の中で「都会をまだまだ引きずってる」というのもあります。

でも田舎暮らし続けてると田舎暮らしの楽しみというものが出てきます。それは人それぞれ違うもの。私の場合で言えば春は山菜取り、夏は自家栽培野菜を畑で丸かじり、秋は沈む夕陽の美しさを堪能して冬は薪ストーブで火遊び・・・などなどいろいろ。

都会の娯楽に比べたら一つ一つは大したことじゃないのですが、毎日の暮らしそのものが娯楽の様相を呈してきます。

人それぞれで楽しみ方は違うから自分なりの田舎での楽しみを見つけることです。そうすればたまに都会に行ったりすると都会の娯楽に何となく物足りなさを感じる・・・ことはないか^^;

都会は都会の娯楽があり田舎には田舎の娯楽があるってことです(^^)/

仕事がない

これはもう事前のリサーチ不足としか言えません。「とりあえず田舎に移住してから仕事探そう」なんていうのは失敗のもとです。移住する前に移住先の地で仕事を確保しておきましょう。

田舎は企業が少ないぶん求人数は少ないですよ。でもね、それ以上に労働人口も少ないから一概に都会より就職先が少ないとは言い切れません。

それから田舎での通勤手段はマイカーが基本。しかも渋滞はありません。コレ、どういうことかというと満員電車とは無縁。そして渋滞がないからかなり遠方への通勤も都会に比べると楽です。

都会ではよくあるでしょ?車通勤だと朝夕の通勤時間帯の所用時間は片道2時間。そのうち半分は渋滞時間・・・なんてネ。田舎なら渋滞がないから一時間もあればかなり遠くまで通勤できます。

そして田舎の人は片道30分以上の通勤を嫌がるケースが多いから、通勤時間1時間に範囲を広げた仕事が見つかる可能性がたかまります。渋滞ばかりの道路の通勤に比べると極楽です。

それからインターネットや宅配便を利用した在宅ビジネスができれば、多いに有利なことは言うまでもありません♪

医療機関に不安

これも事前の十分なリサーチが必要です。特にまだまだ元気な年齢層の人は要注意。どこの田舎もそうし高齢過疎化は進行中。医師だって高齢化が進んでます。

そしてお医者さんに跡継ぎがいないケースが多いのは一般家庭と同じ。もしも移住先の地域の医療機関が個人の診療所一件だけの場合、今現在頑張ってるお医者さん自身が高齢で働けなくなったらその地域は無医村地帯になります。

こればかり自分の心がけだけではどうしようもありません。健康面で不安があるなら(ある一定の年齢以上になると多くの人は不安があるでしょうけど・・・)万一の時のために移住先の医療機関はどのようになってるか十分リサーチしておきましょう。

意外とお金がかかる

これは本当に意外でした。要因の一つはディスカウントショップの少なさ。安売り店がほとんどないってこと。そして既存の店舗でもライバルが少ないから安売り合戦がないのです。人が少ないから薄利多売は無理なんです。

それから先ほど申したように出かけるのは基本的に車だからガソリン代がかかります。しかもどのスタンドも都会に比べて割高です。

それから自治会費、お祭りの協力金とか神社への初穂料(祈祷や祭祀の時に神社に渡すお謝礼)やお寺へのお布施、近所の冠婚葬祭(若い人がいないからほとんどが葬祭だけど)にかかる費用などなど、出費項目が続々とでてきます^^;

一つ一つにかかるお金は大したことないですけどいわゆる「チリも積もれば」ってヤツです。

そうはいってもトータルでは田舎の方が日常的には都会よりお金はからないでしょう。しかし田舎の方が都会に比べて物価が圧倒的に安いと思ったら大きな間違い。都会と比べて安いのは不動産くらいなもの。これは覚悟しておきましょう。

まとめ

とまあ田舎暮らしの失敗はイロイロございます。他にもっとあるでしょう。失敗する人の多くは上記の事柄が引き金となってなってる場合が多いようです。

もしもあなたが田舎暮らしを考えてるなら後悔しないように事前の準備とマインドセットをしっかり行ってください。

覚悟しても実際にその場面に出くわすと面食らう可能性もあるし、想像もしてなかった場面に遭遇することもあるから気持ちは柔軟にもっていたほうがいいです。

それから「都会の人は冷たくて田舎の人は親切」なんてこといわれますが、その辺は都会も田舎もそれほどの差はないですよ。

確かに田舎の人は親切ですが、都会にだって親切な人は大勢います。田舎にだって冷たい人や悪いヤツはいます。先入観をもたないことですネ。

それと人間関係に関連することになるかな?・・・田舎暮らしをはじめてしばらくして強く感じたこと。それは見慣れない人を見かけると「ジロ~~~ッ」と見るのです。そりゃもう失礼なくらい見られますよ。

もちろん「ガンツケ」と違って悪気ではありません。気になる人は大変気にするし不快感を持つ人もいます。それもしばらくすると失礼なくらい見られることはなくなるので気にかけないように心がけることですね。