自然栽培で野菜作り

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特に家庭菜園とか家庭農園に強い興味があるわけではないのですが、以前から「自然栽培」というものには興味がありました。しかし調べてみるまでもなく自然農法だの有機栽培だの無農薬栽培だのという言葉があたまに浮かんできます。

元々強い興味があるわけじゃないのに様々な言ってみれば流派的なものもあるようで面倒くさいというが本音。しかし最近になって急に自然栽培に手をだしたくなってきて少し調べてみることにしました。

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自然栽培、自然農法、有機栽培、無農薬栽培

自然栽培、自然農法、有機栽培、無農薬栽培の違いとは?大雑把に言えば栽培方法というか農法で少し違いはあるけど目指してるものは同じ。

化学的なモノは使わずに自然の摂理に沿った栽培をしましょう、って感じ。まあ、私のような素人の門外漢には少しの違いにしきゃ見えなくても、プロとして取り組んでる専門家にしてみりゃ大きな違いなのかもしれませんね。

特に自然栽培と自然農法は何の知識ももたない素人の私の目からみたら大きな違いがわからないです。理論的な話は苦手だから調べてみても難しくて頭がいたくなるだけ(^^)ゞ

それに特にプロを目指すわけでもなく「楽しみ」として行うのだから専門的な違いにこだわりを持ちすぎると気持ちの上でブレーキになって「メンドクサイ!やっぱり辞めた」になってしまいます^^;

誰かに食べさせるわけではなく販売するわけでもないから、ここは素人の無責任さで楽しみたいと思ってます。

とは言っても身近に教えてくれる人がいるわけではありません。独学で勉強するしかありません。身の回りの人は従来からの一般的な農法で畑仕事してます。そして自然農法に対する関心は薄いです。イヤ、関心があっても長年やりなれた農法を置いといて・・・というわけにはナカナカいかにようです。

そりゃ仕方ないと思いますよ。畑仕事経験が少ない私ですら自然農法には否定的でした。ましてや半世紀以上にわたって従来農法で畑仕事してきたおとうさんやおかあさんなら猶更でしょう。

自然栽培で野菜を育てたい

もともと我が家でも以前から野菜作りはしてます。ズボラでへたくそですけどネ^^; もちろん一般的な農法(とエラソーに言えるシロモノじゃないですけど)で肥料(有機もあれば化学もある)を使っての栽培です。

近所のおとうさん、おかあさん達も多くのご家庭で畑仕事してます。もちろん従来からの一般的な農法で肥料も使えば場合によっては農薬も使ってます。

そして私たちより上手に沢山作るから収穫した野菜をもらうことが多いです。で、気になるのが野菜についた虫たち。

おとうさん、おかあさんたち曰く「虫がついてるということはそれだけ美味しいということやワイネ」とか「売ってる野菜に虫がついとらんのは農薬や殺虫剤を沢山使ってるからで毒だらけヤ」とか。私もそれには納得。我が家で栽培してるショボイ野菜たちにも虫はつきものです。

たしかにそうですよね、虫も食わんもの美味しいわけないと思うし、虫がついてるのは農薬や殺虫剤を使ってない健全な野菜。逆に虫もつかないような野菜は不健全な野菜と思ってました。

しかし自然栽培について調べてみると最初は虫がつくが数年で虫はつかなくなるとのこと!しかも連作OKというじゃないですか!!

今までの自分の中の常識がひっくり返ったのです。何しろ自然に沿った栽培ならより一層虫はつきやすいとおもいますよネ?それが逆だというのだからオドロキ。

ちなみに連作とは同じ野菜を続けて同じ場所で栽培すること。病原菌や害虫が増えたり、栄養素が欠乏するかわりに不要物質は蓄積することになり野菜の育成に悪影響がでます。これらは連作障害と呼ばれてます。

私は自然栽培のメリットは肥料や農薬を使わないから安全というくらいなもんだと思ってたのでそれらのメリットは新鮮でした。

しかしそういったメリットに恵まれるまでには数年かかるとのこと。要するに本格的な収穫ができるのに数年かかるということです。自然という名のつく栽培方法であっても野菜を育てるにはそれなりの環境づくりは人間の手で行い、当然のことながら実際に栽培を始めてからも手入れは必要です。

まともに収穫が出来ない数年の間も手入れは必要なのであきらめない根気が必須です^^;

自然栽培での土の作り方

先ほど「流派的なものもあるようで面倒くさい」とか「自然栽培、自然農法、有機栽培、無農薬栽培の違いとは?大雑把に言えば栽培方法というか農法で少し違いはあるけど目指してるものは同じ。」と申しました。

言うなれば素人目には大局的にみたら皆同じにおもうのですが、違いというものは確かにあるわけで、いざ自分もやろうと思ったら素人と言えど一つの方法に従った方がよさそうです。

あの方法、この方法・・・と、無秩序のアレコレ手出ししたらブレまくって失敗のもと。プロでない人間がやるのだからテキトーでもよさそうだけどできれば失敗のリスクは下げたいですから(^^)ゞ

環境づくりということになると一番肝心なのは土の作り方。自然栽培の土づくりと一口に言っても農法によって違いがあります。

「不耕起」といって耕さない農法が多いのですが、中には耕す農法もあります。また除草もする農法としない農法もあります。その他、農法によって細かく違ってくるのですが、私はまだどの農法にするか決めてません。

自然栽培用のミニ畑

ところで我が家の畑は自宅の前の三段ミニ畑。

本格的な畑もありますがそこまでは手が回らいので放置状態です^^;

で、一番上段は住まいの前のミニ畑。

毎年トマト、キュウリ、ナス、万願寺唐辛子、バジル、イエローズッキーニ等を栽培しており、つい先日女房殿がブロッコリーの苗を植えました。もちろんこれらの野菜は連作障害にならないように配置は毎年変えてます。

 

そして中段には昨年はスイカを栽培しましたが、今年は何も栽培しませんでした。

この下段では以前アスパラを栽培してこともあるのですが、放置してたから失敗しました(^^)ゞ

そしてここには先日紹介したレモンの木が植わってます。その横には古い柿の木があり毎年秋には実をつけてます。

それで今回の自然栽培では中段の今年は手つかずだった中段を使うことにしました。

先ほども申したようにまだその農法で実行するか決めてません。だから今回はとりあえず軽く除草して、なるべく雑草の根をぶった切らないように鍬を使って整地だけしておきました。

そういうワケでまだスタート地点にもたってない状態。そしてこれからは農閑期(表現だけはイッチョ前^^;)なので本格的なスタートは来年。

それまでは勉強して準備できるところがあれば準備します♪