「ツールドのと」は、能登半島の自然と文化を楽しみながら、国内最長のサイクリング大会で、400キロ以上に及ぶ距離を駆け抜けるイベントです。
今日から「ツールドのと2023」がスタートしてます。
「ツールドのと2023」とは?
このイベントは、2023年9月16日から18日までの3日間にわたります。出発点は金沢市で、能登半島を一周して金沢市に戻るサイクリングの旅。途中、輪島市や七尾市(和倉温泉)などの宿泊地で休憩し、能登の名産品や観光スポットを楽しむことができます。
部門と出走制限時間制
「ツールドのと2023」は、1989年に初開催されて以来、今年で35回目の開催となります。このサイクリング大会は、交通規則と大会規則を守りつつ、完走を目指すものですが、3日間とも「出走制限時間制」が設けられており、所定の時間内での走行が求められます。
そのため、参加者は自身の体力とペースに合わせて、以下の部門から選択する必要があります。
・チャンピオンコース(3日間、約420km)
・2日間コース(約300km、約280km、約260km)
・1日コース(約140km、約160km、約120km)
・ハーフコース(約70km)
自然と文化を楽しむ
「ツールドのと2023」は、自分自身との戦いと同時に、能登の自然と人々とのふれあいと交流も大切にするイベントです。
能登半島は「いしかわ里山里海」というブランドで、国連教育科学文化機関(UNESCO)によって世界農業遺産に認定されています。
能登半島には、「能登キリコ祭り」や「輪島朝市」などの伝統的な文化、そして「能登牛」や「加賀野菜」などの特産品が豊富にあります。このサイクリングイベントに参加することで、これらの能登の魅力を十分に楽しむことができます。
海外からも注目されるサイクリングイベント
「ツールドのと2023」は、国内だけでなく海外からも注目されているサイクリングイベントです。例えば、「ツール・ド・東北」という東日本大震災の復興支援を目的とした自転車イベントは、「ツールドのと」を参考にして開催されました。
この「ツール・ド・東北」も9月に行われますが、今年は9月16日と17日に開催されます。「ツール・ド・東北」と「ツールドのと」は、それぞれ東北と能登の魅力を広く発信し、サイクリストたちに夢と感動を提供する素晴らしいイベントです。
以上が、「ツールドのと2023」についての要点です。もしサイクリングと能登半島の美しい景色、豊かな文化にこのサイクルイベントを通じて能登半島の魅力を存分に感じることができるでしょう。