昨日のラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会で日本代表が1次リーグD組初戦で、W杯初出場のチリと対戦し日本が42-12で勝利。
4トライ以上の試合で与えられるボーナスポイントを加えて勝ち点5ポイントを獲得した・・・とのことですが、ボーナスポイントとは、プール戦での勝ち点を決める際に重要な役割を果たすポイントです。
では、どのようにしてボーナスポイントが与えられるのでしょうか?
プール戦とは
ラグビーワールドカップには、20ヵ国が参加します。これらの国は、A、B、C、Dの4つのグループに分けられます。各グループには5ヵ国ずつが入ります。プール戦とは、各グループ内で総当たり戦を行うことです。各チームは、同じグループの他の4チームと1試合ずつ対戦します。プール戦での成績によって、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出します。
勝ち点とは
プール戦での順位を決める基準が勝ち点です。勝ち点とは、試合の結果に応じて与えられるポイントです。勝ち点は以下のように決まります。
- 勝利:4点
- 引き分け:2点
- 敗北:0点
ボーナスポイントとは
ボーナスポイントとは、勝ち点に加算される特別なポイントです。ボーナスポイントは以下の2種類があります。
- トライボーナス:1試合で4トライ以上を挙げた場合に与えられる1点
- 敗北ボーナス:7点差以内で敗北した場合に与えられる1点
トライとは、相手陣地のゴールラインを越えてボールを地面に押さえることです。トライは5点が入ります。トライボーナスは、攻撃的なラグビーを奨励するために設けられたものです。
敗北ボーナスは、僅差で負けたチームに救済措置を与えるために設けられたものです。
ボーナスポイントの例
例えば、日本代表がチリ代表と対戦した場合ですが、日本代表が42-12で勝利。この場合、日本代表は以下のような勝ち点を獲得します。
- 勝利:4点
- トライボーナス:6トライを挙げたので1点
- 合計:5点
一方、チリ代表は以下のような勝ち点を獲得します。
- 敗北:0点
- 敗北ボーナス:30点差で敗北したので0点
- 合計:0点
このように、ボーナスポイントはプール戦での順位や決勝トーナメント進出に大きく影響することがわかります。
まとめ
今回は、ラグビーワールドカップのボーナスポイントについて説明しました。ボーナスポイントは、プール戦での勝ち点に加算されるポイントで、トライボーナスと敗北ボーナスの2種類があります。
ボーナスポイントは、攻撃的なラグビーを奨励したり、僅差で負けたチームに救済措置を与えたりするために設けられたものです。
ボーナスポイントは、プール戦での順位や決勝トーナメント進出に大きく影響するので、注目してみてください。