能登・輪島市門前町、總持寺祖院で春の彼岸会2018年

私は女房殿の実家で暮らしてるわけですがこの実家が總持寺の塔頭寺院「覚皇院(かっこういん)」の檀家。總持寺で行われる春の彼岸会の案内が来てたので昨日はお参りに行ってきました。

總持寺祖院・・・元々は福井の永平寺と並ぶ禅宗の一つである曹洞宗(そうとうしゅう)のニ大本山でしたが明治の大火でほとんどを焼失。横浜の鶴見に總持寺は移されました。

その後、能登の總持寺は復興され「祖院」として現在に至ってます。今でも門前町の人は總持寺祖院を「本山」と呼んで親しんでます。

そして今では浄土真宗の門徒が圧倒的多数を占める門前町ですが總持寺の雲水が托鉢にまわるとその浄土真宗の門徒たちもすすんでお布施します。

私が暮らす「門前町」という地名はこの總持寺祖院の存在があってこそというわけですから。

山門は昨年から工事中で外観を見ることはできません。

参考までに工事前の總持寺祖院の山門の外観はこの通りです。

この山門の工事は2007年3月25日に発生した能登半島地震で弱くなった地盤を補強しての工事。能登半島地震が発生して10年以上たつのですが總持寺祖院はいまだに復興途中といえるのかもしれません。一日も早く元の姿に戻ってほしいものです。

彼岸会の法要が終わる時刻はちょうど昼ごはんどき。

もちろん精進料理で典座(てんぞ)が作って雲水が給仕する、これぞ本当のホンモノの精進料理。ちなみに典座とは禅宗寺院において修行僧の食事、仏や祖師への供膳を司る役職の一つです。

寺からの案内状には「簡単な昼食を用意してます」とある通り実に質素な内容。

しかし滅茶苦茶美味しいんです。

飽食の時代でしかも食物に不自由しない現代日本だけに尚更質素に感じますが、これで必要にして十分です。

この地球上には満足な食事を得ることも出来ず餓死する人もいるのだからこの機会に食事のありがたみを一口一口噛み締めるのも法要のうちじゃないかな?・・・な~~~んてガラにもないこと言ったりして^^;;;;

2018-03-20 記