仲代達矢さんが演出する無名塾の舞台「等伯ー反骨の画聖」を紹介するブログ記事です。
能登出身の絵師・長谷川等伯の生涯を描く物語で、七尾市の能登演劇堂で限定上演されます。公演日程やチケット情報などをお伝えします。
七尾市の能登演劇堂で限定上演される無名塾の感動作
能登半島の先端にある七尾市には、日本画の巨匠・長谷川等伯が生まれたことをご存知でしょうか。等伯は、戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍した画家で、狩野派と対立しながらも豊臣秀吉から「天下の絵師」と称えられた人物です。
国宝「松林図」などの名作を残しましたが、彼が何を求めていたのか、その思いは今も謎に包まれています。そんな等伯の生涯を舞台化したのが、「等伯ー反骨の画聖」という作品です。
この作品は、仲代達矢さんが演出した無名塾の第38回全国公演として、七尾市の能登演劇堂で能登限定で上演されます。
能登演劇堂と無名塾の特別な関係
能登演劇堂は、石川県七尾市中島にある市営の劇場で、2004年に開館しました。
この劇場は、仲代達矢さんと無名塾との特別な関係により建設されたもので、仲代達矢さんが能登半島に惹かれて移住したことがきっかけです。能登演劇堂は、能登半島の自然や文化に触れながら、高い芸術性を持つ演劇を鑑賞できる場所として、多くの観客や演劇ファンに愛されています。
無名塾は、仲代達矢さんと故・宮崎恭子さんが主宰する俳優養成所で、役所広司さんや真木よう子さんなど、実力派の俳優を多数輩出しています。
無名塾は、毎年能登演劇堂で全国公演を行っており、「等伯ー反骨の画聖」はその第38回目となります。
公演日程とチケット情報
「等伯ー反骨の画聖」は、令和5年10月20日(金)から11月5日(日)まで上演されます。休演日は10月25日(水)と10月31日(火)です。開演時間は14時で、開場は開演の1時間前です。
チケット料金は一般5,000円、高校生以下3,000円、障がい者3,000円(当日障がい者手帳をご掲示ください)です。当日券は500円増しとなります。
チケットはプレイガイドやホテルなどで予約・購入できます。
国民文化祭・全国障害者芸術・文化祭・いしかわ百万石文化祭2023・七尾市地域文化発信事業として開催
この舞台は、第38回国民文化祭・第23回全国障害者芸術・文化祭・いしかわ百万石文化祭2023・七尾市地域文化発信事業として開催されます。能登出身の画聖・等伯の魅力と、無名塾の迫力ある演技をぜひご覧ください。